『雨上がりの夜空に』

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リアルにお会いした方ならご存じの事とは思いますが、 僕の相棒はここ13年来平成六年式のMAZDAボンゴでした。 かねてより、九月いっぱいで車検切れなのでそろそろ乗り換えとは思っていたのですが、車屋さんには修理するより乗り換えたほうが良いと言われて車検を諦めたものの、やはり未練がありイッソのこと爆発でもしてくれたら諦めがつくのに・・・と思っていた矢先 先日弟のどろまんじゅうとその同僚のドラゴン氏と熱帯魚屋に行った際にオーバーヒート・・ いくらラジエータに水を入れても蒸発してすぐに空になってしまい、そこに遅れて予備タンクの水が入ってくるので水蒸気が吹き上がりSLのように車の両脇から水蒸気を吐く始末・・ さすがに廃車を決めて業者に連絡、ただ車検が数日後にに切れてしまうので早速車を持っていくことに。 帰りの足もいるので嫁にももう一台車を出してもらってのその道中、出る前には満タンにしていた冷却水も、やはり蒸発したのか水温系はあがりっぱなし・・ そのうち大きなカーブし差し掛かり、ぐっとハンドルを切ると水温計は急に常温に。 でもそれは前述したように予備タンクの水が一気に流れてきた証拠で、やはり多量の水蒸気でSL化してしまい、その後はぐんぐん水温計が上がり、「H」のメモリを振り切った状態に・・ で、そこまで水温が上がると当然不具合がおきるわけで、エンジンがかぶり始め、信号待ちで止まっていると「ガガガガガッ」っとエンジンが止まりかける始末・・ 『ごめん!もう少し・・お願いもうちょっとがんばって!!』 と心の中で車にお願いしながら業者につくと、停車するやいなやエンジン止まってしまいました・・ 思えば熱帯魚屋さんに行く前日は東京出張のため福岡空港から犬鳴峠を越えて帰っていたのに特に異常も出なかったのは満身創痍にもかかわらず 『今止まったらこいつ大変だろう・・。』 ってがんばってくれたのかなぁ・・、でもそれが限界だったのかなぁ・・と・・。 翌日改めて手続きに必要な書類をもって行った際にはもうすでにガラクタ置き場のようなところに置かれて最後のときを待っているようでした・・・ その姿を見ると正直、ほんとに辛かったっす。 長年頑張って既に24万キロ以上走っており、その間いろんな人を乗せていろんなとこに行き、いろんな思い出を作ってくれました。 それだけにちょっとお金がかかっても修理しようと思ったけどやっぱり限界・・ でも大往生だったから諦めがついた。 『これなら諦めがつくだろう?w』 って「爆発でもしてくれたら」って思っていたのに応えてくれたような最後でした。

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このページは、服部が2007年10月 7日 01:52に書いたブログ記事です。

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