今日は百度(Baidu:バイドゥ)の文字変換ソフト(ime)が変換した文字を外部サーバーに送信していたとニュースが話題になってましたが、「パソコン重たいので修理に来て」と呼ばれると
結構な確立でBaidu imeとBaiduのポータルサイト「hao123(ハオ イー アル サン)」が
ブラウザのホームになっている場合が多いのです。
当方がお伺いしたお客さんのPCでも動作が重たくなってる場合が多いので何か悪さしてるんだろーと思ってましたが、それ以上に変なこけ方(フリーズ)してしまう為にOSが正常に起動できなかったり(厳密に言うとBaidu imeがこけてるのでエクスプローラが立ち上がれない
同じ症状はここ1ヶ月でお客様のPCで3台ほど確認)
そしてまた厄介なのがPC内の全部のブラウザのホーム画面を「hao123」に強制的に変更したり(これも相談件数上位)しまいには削除しようとすると中途半端にしか削除できなかったり、削除中に固まったりと結構厄介なのです。
もっと厄介なのはBaidu imeを自分の意思で入れていればいいのですが
大抵はフリーソフトのインストール時に「次へ」「次へ」で進めて行く途中に
「Baidu ime入れますか?」ときかれていると思われますが
「よくわからないのでとりあえず入れとく」
でインストールしている場合があるということ。
PCの操作に慣れてくるとインストール時に「次へ」「次へ」のクリック連打をやってしまいがちですが
そのように確認せずにフリーソフトをインストールしていると、Baiduにかかわらずいろんな迷惑ソフト(マルウェア)やウィルスをいつの間にかPCに入れている可能性があります。
あと良くありがちなものが「パソコンを速くする」類のフリーソフト
もしくは「あなたのパソコンが壊れています!すぐにこのソフトを入れて修理してください!」
のようなメッセージとともにインストールしてしまった偽セキュリティソフト。
見に覚えのある方は「すぐに削除を!」と言いたい所ですが
そんな調子で何いろんな種類のウィルスを知らずに入れている可能性もありますし
PCに入り込んだウィルスの中には自分をセキュリティソフトから隠してしまう者もいますので
時間をかけて特殊なツールでウィルスを探すよりもHDDをフォーマットしてOSを入れなおすほうが
結果的には安全で時間的にも短く済むと思います。
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