オンライン銀行口座のパスワードやショッピングサイトの管理画面のパスワードを狙うハッキングではメールなどに偽の管理画面(フィッシングサイト→ユーザを釣るための偽ページ)のURLを仕込み、パスワードを入力させて盗み取り、その情報でお金を引き出したり入金先の口座をハッカーの口座へ変更するなどの手口があります。
以前は海外のハッカーが英語や拙い日本語で書かれたものを無差別に送ってきており、容易に偽メールと判別できましたが、最近では実際に銀行やショッピングサイトの運営、オンラインゲームの運営が発行するメールマガジンを丸々コピーし、リンク先だけ書き換える巧妙なやり方が多くなりました。
一般的にはメール上のURLとリンク先のURLを別のものに指定できる「HTML形式」のメールを受信している場合、この手口に騙されやすくなっています。
上記の画像はメールソフトに「thunderbird」(https://www.mozilla.org/ja/thunderbird/)を使用しておりますが、メール上のURLとリンク先のURLが違う場合は「このメッセージは詐欺メールの可能性があります。」という警告が出ますのでより安全です。
それ以外のメールソフトでも同じような警告を出すようになっており、何か警告が出る場合は何等かの不審点があるためですので不要なメールであれば消す、もしくは触らないようにしてください。
またメール送信元は簡単に偽装ができますので知り合いや大手の会社からのメールであっても無用人に開封、URLをクリックすることは絶対に避けてください。
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