Microsoftのサポートを語ったフィッシングメール(偽サイトに誘導するメール)が急増しています。
このメールでは「今すぐ認証」というリンクがありますが、マウスを重ねるとメールソフトの下段に
「http://support-***********-microsoft.com/」
のようなアドレスがリンク先として表示されますが、後半こそ「microsoft.com」となっていますが、これはMicrosoftのドメイン(サーバーの名前のようなもの)ではありません。
通常企業のホームページはいろんな種類のデータを運用するため「ホスト」と呼ばれる複数台のサーバーを使い分けています
Yahoo!やGoogoleでもそうですがドメインの左側にドット「.」を使ってホスト名を指定して表示するデータを使い分けています。
例えばYahoo!ショッピングであれば
http://shopping.yahoo.co.jp/
Yahoo!ニュースであれば
http://news.yahoo.co.jp/
という風にドメインの前に「ホスト名」と「ドット」の組み合わせで「~.」の様にホストを指定しています。
ただ先ほどの迷惑メールの例を見ると
「http://support-***********-microsoft.com/」
あたかもsupportというホスト名に見えますがその後にドットはなくハイフンで区切られており「support-***********-microsoft.com」までが1つのドメイン名となり、Microsoftとは全然関係ないものであることがわかります。
日々詐欺の手法は巧妙になってきており、単にセキュリティソフトを入れているだけでは対応できないことも多くなってきましたのでくれぐれもご注意ください。.
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